新年初オフショアジギング 120108
ショアからの釣り初めは,メバル。
オフショアからは,ブリを求めて遠征してきた。
これまで通ったポイントよりもずいぶんと遠い所まで行ってきた。
四国・松山から豊後水道へ!
今まで行ったポイントでは,ヤズやハマチにブリが混じるっていう感じだったが,今回はブリを,しかも10kg超級のブリをメインターゲットとしたジギングだ。
ブリ1本勝負!!事前に師匠から「250~300gのジグが必要です。」との連絡。某釣り量販店でリーズナブルなメタルジグを発見し,購入。青物に関しての経験値が少ない私には,想像し難いジャンルに踏み入った感じである。
釣行当日,師匠のお迎えを受け,いざ松山へ!
そこから船で,佐多岬まで移動しながら,数カ所のポイントでジギング。水深50m前後,ジグは100~150gといつもの感じで釣りを楽しんだ。誰のロッドも曲がることなく時は過ぎていく。青物はやはり難しい。当たり外れが大きい釣りだ。
魚の気配がないので,メインのポイントまで原発の沖を通って移動。
佐多岬からさらに大分県寄りのポイントに到着し,再びロッドを・・・すると,「ジグは250g以上にして下さい。300gくらいがいいです。」って言うことで,手に入れてきた250gのジグに付け替えていざ!さらに船長が「水深110m」と。
えっ?!100mもあるのか・・・(^_^;)
ジグを投入し着底後,大きく速くジャークするも・・・重い!何度か繰り返していると,腕が耐えられなくなりリズムが狂ってしまう。それでも,がんばって,がんばってロッドを振る。ポイントを外れると船長が「上げて下さい。」と。重いジグを100m,巻き上げるだけで重労働だ。50を過ぎたオッサンにはちょいときつい(T_T) アタリがないまま,半信半疑でジギングを続けるのは,精神力も必要だ。半ば修行のような感じさえする。
しばらくして,お隣さんのロッドが大きく曲がった。私のジグを回収し,ロッドを玉網に持ち替えてアシストに回った。見ているだけでも大迫力!ロッドの曲がり方も,ロッドを支える力が入った姿も,ヤズやハマチとは桁違いだということが伝わってくる。いやはや,めちゃ楽しそうだ!(^o^) リールを巻いても,ドラグをジージーと唸らせながらラインが出て行く。そんなやりとりを見ているとやはり自分も釣ってみたくなる。しばらくして,リーダーの結び目が見えた。いよいよ玉網入れだ!魚影が見えた!でかい!デカイッ!めちゃ緊張しながらの玉網入れ・・・どうにか無事に完了。そして,甲板に横たわる魚の姿は圧巻である。
10kg級のブリって,太さが半端じゃない(T_T)
こんなブリが釣れるのなら・・・そう思いながら,次のひと流しは集中して・・・リーダーの擦れを見つけ結び直してジグを投入・・・110m・・・着底・・・疲れた腕にむち打ってジャーク,ジャーク,ジャーク・・・ズンッ!・・・き,きたぁ~!!来たよ!!! し,しかし,動かない。リールを巻くどころの話ではない。ロッドをグッと支えるのがやっとである。見事なブリを釣り上げたお隣さんが「その状態で,魚が疲れるまで,しばらくしないとリールは巻けませんでしたよ。」と。師匠は,「Yさん,ゆっくりじっくり,落ち着いて,確実に獲りましょう。」と。落ち着いてなくてもゆっくりじっくりとせざるを得ない状況(^^;)リールを巻くことすら出来ないのだから(^^;)
じっとこらえる時間があったことで,比較的落ち着いて対応が出来たことも良かったのかもしれない。長期戦を覚悟し,じっくりとその引きを楽しんだ。もちろん余裕なんてないのだが。こらえているだけで,腕に乳酸が貯まる。次第に少しずつ,少しずつ巻き上げていく。リーダーの結び目を早く見たい。しかし,まだ数十メートル(>_<) こりゃ,腕がもたないかも。しかし,どうしても姿を見たいという一心で,辛抱して,辛抱して・・・遂にリーダーが見えた。そして,魚影が! ありゃま,マジでかい! 師匠が玉網を構える。慎重に機をうかがって玉網入れ!入った!(^_^)v(^_^)v(^_^)v
上がってきた魚体をみて感動。人生初の1m超えのブリ。多分,人生初で最後の大物だろう。105cm,11.5gの立派なブリ。船長のリクエストに応えて,記念撮影をするのだが・・・格闘を終えてすぐに,この大きな魚を抱えて記念撮影はいささか厳しい(^^;) ま,二度とないかもしれないので頑張って撮影完了。その後,魚の血抜きをして神経〆し,クーラーに投入。そして,私は,体力の限界を迎えて,その後はしばらく休憩。本来なら「もう1匹!」って,欲を出すところだろうが,そんな余裕はなかった。ホントに心身ともに燃え尽きた・・・そんな感じであった。
1時間くらい休憩しただろうか,せっかくだからもう少し参戦しようと再びロッドを持った。そして,ジグを投入し・・・着底・・・そして,ジャーク,ジャーク,ジャーク・・・ぎゅい~ん・・・えっ?!リールを巻く左腕が肩から指先まで痙攣し始めた(>_<) あわてて,リールを逆さまにして,右手でリールを逆に巻きジグを回収。すでにオッサンの体力は限界を超えていたようだ。前述したが,やはり50を超えたオッサンには厳しい釣りだった。しばらくして,ジアイは終了し,帰港となった。船中ブリが5本。どれも10kg前後の大物だ。その中で一番の大物を釣ったのだから,ちょっとだけ自慢してもいいかな(^_^;)
にしても,めっちゃラッキーな釣行となった。明らかに一番のビギナーである私が,1番の大物に出会えたのだから,海の神様に感謝。誘ってくれた師匠に感謝である。さあ,たった1匹だけど,我が家だけでは食べきれないことは明らか。どうやって食べようか・・・(^_-)
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コメント
凄いですね〜!
腹身の刺身 脂ハンパ無いでしょうね〜
山葵じゃのりませんから おろしショウガですね!
食べるの お手伝いしますよ〜 (笑)
投稿: SEKIZEN | 2012/01/14 11:08
見事な鰤ですね!
腕の乳酸もハンパないでしょう。
お見事です!
投稿: ソルT | 2012/01/15 20:03
●SEKIZENさん
捌くのにも格闘しました(^_^;)
ブロックにした一塊の大きさにも驚きでした。
特大ネタのにぎり寿司を3日連続で楽しみましたよ。
投稿: MEBARU-Y | 2012/01/15 20:32
●ソルTさん
まぐれの1本!
嬉しすぎるまぐれでした(^_-)
たぶん,二度と釣れないでしょう。
だらか,釣ったときのことを忘れないように,
何度も思い起こしています(^_^;)
投稿: MEBARU-Y | 2012/01/15 20:33